導入・成功事例
北海道旅行客の3割が購入するという北海道銘菓「白い恋人」で有名な石屋製菓、石水創社長にNI VMS導入の経緯と活用状況を伺った。
――2009年12月から、当時は顧客深耕日報と呼んでいたSales Force AssistantとグループウェアのNI Collabo、そしてクレーム共有ツールの顧客の声をお使いいただいているのですが、導入の狙いや背景をお伺いしてもよろしいですか。

今はもうあって当り前になっているので、導入した経緯などもよく覚えてはいませんが、やはり見える化ですね。
スケジュールが見え、情報が共有出来るといった所です。最近では稟議も全部NI Collaboの中で決裁できるようになりましたから、非常に便利ですよ。
――ワークフロー機能ですね。かなり機能強化しまして大変ご好評をいただいております。
やはり以前は紙で稟議を回しておられましたか。
以前は紙でした。あとは都度確認です。スケジュールなども、「スケジュール空いていますか?」といった感じで、1回1回確認していたものが、今は全員見えるようになったので、すごく楽ですね。
――実は、今回取材させていただくキッカケになりましたのが、石水社長が出された「白い恋人 奇跡の復活物語」(宝島社)という本でして、こちらの189ページにNI Collaboが登場するのですが、情報公開や情報共有という言葉が強調されていますね。

そうなんです。スケジュールなんて公開し過ぎで、空いている時間にどんどん予定を入れられて私はかなり忙しくなりました(笑)。「ここに予定を入れときました」なんて言われるケースも多くなり・・・。でも、これが社員との距離が近くなるというすごいメリットだと感じています。
――クレームなどの共有も徹底しておられるとか
お客様サービス室という部署があってそこで一元的に対応しているのですが、その内容については、NI Collabo上で共有されるようになっています。私も大概は現場に行って直接確かめるようにしているのですが、クレームなどは処理して終わりではないですから、原因究明や対策などを明らかにして蓄積し、それを誰でも見られるようにしています。そして、必要な情報は、そこから随時現場に直接落とし込まれる仕組みになっています。
――顧客の声をワークフロー機能と連動させて使っていただくとより便利に、かつ確実に伝達していただけますので是非お使いください。
そこまでは使っていませんでしたね。もっと活用していかないといけません。北広島にも新しい工場が出来ましたし、2017年4月には東京営業所も出来て、GINZA SIXに出店したりもしていますので、ますますNI Collaboの重要性が高まっていますよ。
――拠点が離れるとITを使うしかないですからね。SFA、日報の活用の方はいかがでしょうか。
道内はもちろんですが、GINZA SIXは初の道外店舗ですから、やはり営業面で毎日の日報は重要です。私はあまりコメントしたりしていませんが、そこでのコミュニケーションもあり、気付きもありますから、それを活かしてやってくれていると思います。
――石水社長からコメントが入ったりすると現場の方もモチベーションが上がると思いますので、どんどんご利用ください。
SFAは、顧客情報、パーソン情報に履歴が紐付いて蓄積されて、これが必ず会社の財産になりますから。
ところで、拠点も離れて人も増えて来ると会議やミーティングをするのにもご苦労があると思いますが、InstaMTGという新しい機能をご存知でしょうか。
いえ、知らないですね。新しい機能などはどんどん紹介してください。
――拠点間や部門横断のプロジェクトチームなどでやり取りする際に、IT上で会議をするというものなのですが、スケジュールと同じ感覚で、社員さんと共有して事前に登録しておくと時間制限つきでチャットが出来るというものです。
そこから大事な情報や発言は、ピックアップしてサマリーするとそれが議事録になって簡単に共有できるという機能です。
面白い。いいですね。
――最近は単にチャットを使いたいというご要望もあるのですが、どうしてもプライベートトークをしちゃう人たちが出て来たりするんです。
まぁそうでしょうね。
――実は弊社でも以前チャットツールを使っていたのですが、集中して仕事をしているのに、急に、ポンって通知が来て、「今日、ランチどこ行く?」みたいな内容で、思考が中断させられるわけです。
あはは、なるほど。
――そこから会話が始まって、終わらなくなる。これでは便利なのは便利だけど、無駄話も便利に出来てしまうねとなって廃止したという経緯があるんです。それで、UP!という社内ソーシャルも、InstaMTGも基本的にオープンにしてあって、仕事上必要なことは人に見られてもOKだよね、それならITの便利なところを活かせるね、という機能にしてあります。
たしかに、それなら便利に使えますね。
――InstaMTGでは、議事録作成の画面からアクションリストというTODOの登録もできますから、MTGで終わらずに具体的なアクションに落とし込むという一連の流れが、拠点が離れても場所の制約を超えて実現することになります。

やはり拠点も増えて、社員の人数も増えていますから、こういうのがいいですね。NI Collabo上でいろいろな情報が一元化されて見えるのが便利でいいと思っています。社員とのコミュニケーションも取りやすくなっているし、現場の動きが見えるから、そこからIT上だけでなく、リアルなコミュニケーションも生まれる感じです。
――離れた場所でのコミュニケーションということで言えば、育児や介護での離職を防ぐ在宅勤務などを検討されたりしていませんか。
在宅勤務の話は社内でも出ています。これからは必要になってきますね。
――今は男性もイクメンの時代ですが、やはり出産や育児で在宅勤務の必要性もあるでしょうし、介護はいつ必要になるか分かりませんから、それへの備えとしてNI Collaboに、テレワーク機能を追加しています。
そうなんですね。それも知りませんでした。
――在宅勤務や営業の方の直行直帰などの状況確認やスマートフォンのアプリを使って「始業・終業」「離席・着席」の管理をしたりする機能が追加されていますので、育児離職や介護離職を防止するためにもご検討ください。
こういうことが必要になってくるように思いますね。社員数もNIさんのシステムを導入した時点では400名弱だったと思うんですが、今はもう800名以上になっています。この人数全員に伝えようとすると口で言っているだけでは難しいので・・・。
――弊社も拠点が8ヶ所に分かれていますから、NI Collaboを使って「Weekly Message」という全社で情報共有するメッセージを社長が配信しています。
これが20年分ほど残っているので、後から入社した人間も会社の歴史が生々しく分かるわけです。
御社のように社員数も増えていくとこうした過去の歴史を共有するといいかもしれません。
そうですね。やはり800人もいるといろいろな考えもありますから、会社としての考えを理解してもらわないといけませんしね。
――ところで、今後に向けて弊社へのご要望とか、取り組んで行きたい課題などはございますでしょうか。

より一層見える化を進めていきたいと思っています。今後は、もっと現場の人に見える化する、見てもらいやすい取り組みにしていきたいです。実際、売り場の店長クラスは毎日見てくれているけれども、アルバイトの方などにもきちんと伝えていきたい情報があって、それが今はどうしても口頭での伝達でうまく伝わっていない面があります。たとえば、売上の情報などもNI Collabo上で共有しているんですが、そうした情報も簡単に共有できるといいですね。全員にパソコンを配布するわけにも行きませんから。
――そうですね。その辺りも含めて、御社の取り組みやビジョンの実現にご協力できるようシステム改良してまいります。
札幌の拠点もございますので、頑張ってフォローさせていただきます。
東京営業所で何かあれば本社の方から対応させますので、いつでもお声掛け下さい。
本日は、ありがとうございました。